何とか無事に完結することが出来て安心しております。完結は読んで頂いた皆様のおかげだと思っております。
読んで頂いてる方がいるということが、ここまで励みになったことがありません。本当にありがとうございました。
下手くそな愛に花束を、というタイトルですがこれは「下手くそな愛=ヒロインと氷室さんの愛」そしてそれを応援して幸せになった 二人に紫原くんが花束を贈って祝福をするという意味をこめていました。流れ的に紫原くんの愛も「下手くそな愛」になって しまいましたが、メインは氷室さんとヒロインのことです。しかし、個人的には紫原くんがこのお話の主役だと思ってます。最初から紫原くんの実らない恋の切ないお話と思いながら書いていました。 途中、何回も紫原くんと幸せになってもらおうと思いましたが、最初に決めたことを貫きました。 それが連載のページやタイトルにも結構表れていたりします。連載トップページの文字の分はグレー、 どちらの色でもない。リンク色は紫ですが、触れると青ぽくなります。氷室さんの名前に色はついていませんが、彼に色をつけるとしたら 私の中では落ち着いた水色に近い青です。なのでこの時点で結末を自分に示唆させておりました。もちろんこれは私の 自己満足です。そして各話についている長いタイトルはほとんど紫原くんのことです。
01.言葉にしなければ伝わらないなんて、そんな哀しいことを証明しないためにさよならを告げる甘い始まりをくちびるに落とす
これは全文紫原くんのことです。最初、この文章を1話の最後に入れていたのですが、連載トップのタイトルにしてその一部を各話の題にしようと思いました。そして最初の3行も各話に入れようと考えました。後々すごく後悔しましたが。1話はとりあえずこの連載の始まりなので、展開を急がせました。
02.破滅への悲鳴が聞こえた瞬間、出会ってしまった大嫌いな愛にただ泣き叫ぶことも出来ず、愚かな過ちを繰り広げる
これも紫原くんのことです。この頃のヒロインは、紫原くんに心が動きそうになっていたのかもしれません。それは読んで頂いた方へお任せ致します。
03.それは、涙を知らない臆病者が繰り広げる、虚しくも望んでしまった、たったひとつの卑怯な愛
同じく紫原くんのこと。前回と同じく「繰り広げる」を使ったことにひどく後悔しました。3話は物語が動くきっかけになった回だと思ってます。
04.咲いてしまったいくつもの花が虚しくも皮肉になった瞬間、さまようことしか出来ない可哀相な言葉が舞台の上で静かに響く
これは紫原くんと氷室さんのことです。「咲いてしまったいくつもの花」は単純に紫原くんがつけたキスマーク。「可哀相な言葉〜」は氷室さんです。とりあえず氷室さんが紫原くんを殴ることだけは決めていて書いた感じです。ヒロインが言った「気づいてしまったと思います」は個人的には氷室さんへの愛に気づいてしまったことだと思いたいのですが、途中本当は紫原くんが好きなんだと思わせたことにしようかなとも思ったりしました。
05.間違えた愛に皹が入るほどの乾杯を響かせ、その亀裂で自分自身を傷つけてしまうことに、一切の躊躇いは無い
紫原くんと氷室さんのこと。「乾杯」は紫原くんと氷室さんの2人です。「自分自身を〜」も2人のこと。個人的にはこのタイトルが一番気に入ってます。本編は紫原くんと氷室さんの対決。紫原くんの勢いが強くても氷室さんには慌ててほしくなかったのです。本当は焦っててもそんな姿を見せない氷室さんが書きたかったのです。そしてヒロインの強さ。芯が通ってるヒロインを書きたくて、紫原くんに詰め寄り謝らせました。
06.意気地無しの恋愛ごっこに火傷するほどの痛さを感じた時、その波立つ心臓に愛の矢を刺すことで幸せだと錯覚した
これは紫原くん。「意気地無しの恋愛ごっこ」は氷室さんとヒロインのこと。「波立つ心臓」はヒロインの心。タイトルも本編も一番ダメな6話。グダグダ感が半端ないです。それでもせめて、紫原くんがヒロインに「好き」と伝える場面を入れたことで何とか更新出来たような感じです。
07.落ちた感情を拾い集めてひとつの決意にしたことで、美しく響く覚悟に喝采がないたということは、純粋な愛の証である
これはヒロインと紫原くんのこと。落ちた感情を拾い集めたのはヒロイン。美しく響く覚悟もヒロインの覚悟。喝采をしたのは紫原くん。純粋な愛の証は紫原くんからヒロインへの愛。喝采したことで紫原くんがヒロインの恋愛を応援している感じです。この7話で紫原くんが言ってることは真実であり、助言のようなものだと思ってます。正直、紫原くんにキスさせようなんて最初は思ってませんでしたが、それほどヒロインが好きだということを表現したくなったのかもしれません。ヒロインの「ありがとう」はどっちの意味でも取れそうかな、と思いましたが、何とも言えません。
08.無意味ではないその愛に残酷を孕む感情を奏でる事が、愛していた人間の幸せを願える唯一の手段としか思えなかった
氷室さんと思えて、実は紫原くんのこと。残酷を孕むは紫原くんの決して実らない愛のこと。今まで優しいことしか言わなかった氷室さんがヒロインをちゃんと叱るということを表現したかったのですが、少し弱かったと思ってます。読んで下さっていた方には伝わりにくい書き方をしてしまいました。ただ、ようやく決心がついたヒロインに最後の一言を言わせたかっただけです。
09.泣きたいくらい幸せな愛を教えてくれてありがとう、とただ感謝の気持ちと祝福の気持ちで下手くそな愛に花束を贈る
完全に紫原くんのことです。氷室さんと一度別れて、またやり直すということは最初に決めていたことのうちの一つです。氷室さんが紫原くんにお礼を言う場面を入れたくて、どう書こうかかなり迷いましたが、書き終えた今は結構満足してます。ただ、ヒロインが回想以外では全く出てこないという予想外なこともありましたが。VSなので、とりあえず2人がヒロインを想う気持ちが書きたかったです。
紫原くんだけが好きな方には申し訳なさも些かありますが、それでも少しでもこのお話をお気に召して頂ければ私は嬉しいです。あえて「紫原くんのお話」にしなかったのも、「氷室さんのお話」にしなかったのも最後まで楽しんで頂きたいという思いからです。もしかしたら最初から結末が分かっていた、なんて方も多いかもしれませんが、それでもVSにはこだわりたかったのです。衝動的に書いてしまった連載ですが、ここまで短く完結させることが出来たのは自分でもビックリです。読んで頂いてる方がいるということが分かって、リズム良く書くことが出来たと思います。
長くなりましたが、本当に最後までお付き合い頂きありがとうございました。そしてこんな長いあとがきまで目を通して頂けてありがとうございます。この連載で、少しでも何らかの感情を抱いて頂けたら幸せです。ありがとうございました。
2012.08.05
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読んで頂いてる方がいるということが、ここまで励みになったことがありません。本当にありがとうございました。
下手くそな愛に花束を、というタイトルですがこれは「下手くそな愛=ヒロインと氷室さんの愛」そしてそれを応援して幸せになった 二人に紫原くんが花束を贈って祝福をするという意味をこめていました。流れ的に紫原くんの愛も「下手くそな愛」になって しまいましたが、メインは氷室さんとヒロインのことです。しかし、個人的には紫原くんがこのお話の主役だと思ってます。最初から紫原くんの実らない恋の切ないお話と思いながら書いていました。 途中、何回も紫原くんと幸せになってもらおうと思いましたが、最初に決めたことを貫きました。 それが連載のページやタイトルにも結構表れていたりします。連載トップページの文字の分はグレー、 どちらの色でもない。リンク色は紫ですが、触れると青ぽくなります。氷室さんの名前に色はついていませんが、彼に色をつけるとしたら 私の中では落ち着いた水色に近い青です。なのでこの時点で結末を自分に示唆させておりました。もちろんこれは私の 自己満足です。そして各話についている長いタイトルはほとんど紫原くんのことです。
01.言葉にしなければ伝わらないなんて、そんな哀しいことを証明しないためにさよならを告げる甘い始まりをくちびるに落とす
これは全文紫原くんのことです。最初、この文章を1話の最後に入れていたのですが、連載トップのタイトルにしてその一部を各話の題にしようと思いました。そして最初の3行も各話に入れようと考えました。後々すごく後悔しましたが。1話はとりあえずこの連載の始まりなので、展開を急がせました。
02.破滅への悲鳴が聞こえた瞬間、出会ってしまった大嫌いな愛にただ泣き叫ぶことも出来ず、愚かな過ちを繰り広げる
これも紫原くんのことです。この頃のヒロインは、紫原くんに心が動きそうになっていたのかもしれません。それは読んで頂いた方へお任せ致します。
03.それは、涙を知らない臆病者が繰り広げる、虚しくも望んでしまった、たったひとつの卑怯な愛
同じく紫原くんのこと。前回と同じく「繰り広げる」を使ったことにひどく後悔しました。3話は物語が動くきっかけになった回だと思ってます。
04.咲いてしまったいくつもの花が虚しくも皮肉になった瞬間、さまようことしか出来ない可哀相な言葉が舞台の上で静かに響く
これは紫原くんと氷室さんのことです。「咲いてしまったいくつもの花」は単純に紫原くんがつけたキスマーク。「可哀相な言葉〜」は氷室さんです。とりあえず氷室さんが紫原くんを殴ることだけは決めていて書いた感じです。ヒロインが言った「気づいてしまったと思います」は個人的には氷室さんへの愛に気づいてしまったことだと思いたいのですが、途中本当は紫原くんが好きなんだと思わせたことにしようかなとも思ったりしました。
05.間違えた愛に皹が入るほどの乾杯を響かせ、その亀裂で自分自身を傷つけてしまうことに、一切の躊躇いは無い
紫原くんと氷室さんのこと。「乾杯」は紫原くんと氷室さんの2人です。「自分自身を〜」も2人のこと。個人的にはこのタイトルが一番気に入ってます。本編は紫原くんと氷室さんの対決。紫原くんの勢いが強くても氷室さんには慌ててほしくなかったのです。本当は焦っててもそんな姿を見せない氷室さんが書きたかったのです。そしてヒロインの強さ。芯が通ってるヒロインを書きたくて、紫原くんに詰め寄り謝らせました。
06.意気地無しの恋愛ごっこに火傷するほどの痛さを感じた時、その波立つ心臓に愛の矢を刺すことで幸せだと錯覚した
これは紫原くん。「意気地無しの恋愛ごっこ」は氷室さんとヒロインのこと。「波立つ心臓」はヒロインの心。タイトルも本編も一番ダメな6話。グダグダ感が半端ないです。それでもせめて、紫原くんがヒロインに「好き」と伝える場面を入れたことで何とか更新出来たような感じです。
07.落ちた感情を拾い集めてひとつの決意にしたことで、美しく響く覚悟に喝采がないたということは、純粋な愛の証である
これはヒロインと紫原くんのこと。落ちた感情を拾い集めたのはヒロイン。美しく響く覚悟もヒロインの覚悟。喝采をしたのは紫原くん。純粋な愛の証は紫原くんからヒロインへの愛。喝采したことで紫原くんがヒロインの恋愛を応援している感じです。この7話で紫原くんが言ってることは真実であり、助言のようなものだと思ってます。正直、紫原くんにキスさせようなんて最初は思ってませんでしたが、それほどヒロインが好きだということを表現したくなったのかもしれません。ヒロインの「ありがとう」はどっちの意味でも取れそうかな、と思いましたが、何とも言えません。
08.無意味ではないその愛に残酷を孕む感情を奏でる事が、愛していた人間の幸せを願える唯一の手段としか思えなかった
氷室さんと思えて、実は紫原くんのこと。残酷を孕むは紫原くんの決して実らない愛のこと。今まで優しいことしか言わなかった氷室さんがヒロインをちゃんと叱るということを表現したかったのですが、少し弱かったと思ってます。読んで下さっていた方には伝わりにくい書き方をしてしまいました。ただ、ようやく決心がついたヒロインに最後の一言を言わせたかっただけです。
09.泣きたいくらい幸せな愛を教えてくれてありがとう、とただ感謝の気持ちと祝福の気持ちで下手くそな愛に花束を贈る
完全に紫原くんのことです。氷室さんと一度別れて、またやり直すということは最初に決めていたことのうちの一つです。氷室さんが紫原くんにお礼を言う場面を入れたくて、どう書こうかかなり迷いましたが、書き終えた今は結構満足してます。ただ、ヒロインが回想以外では全く出てこないという予想外なこともありましたが。VSなので、とりあえず2人がヒロインを想う気持ちが書きたかったです。
紫原くんだけが好きな方には申し訳なさも些かありますが、それでも少しでもこのお話をお気に召して頂ければ私は嬉しいです。あえて「紫原くんのお話」にしなかったのも、「氷室さんのお話」にしなかったのも最後まで楽しんで頂きたいという思いからです。もしかしたら最初から結末が分かっていた、なんて方も多いかもしれませんが、それでもVSにはこだわりたかったのです。衝動的に書いてしまった連載ですが、ここまで短く完結させることが出来たのは自分でもビックリです。読んで頂いてる方がいるということが分かって、リズム良く書くことが出来たと思います。
長くなりましたが、本当に最後までお付き合い頂きありがとうございました。そしてこんな長いあとがきまで目を通して頂けてありがとうございます。この連載で、少しでも何らかの感情を抱いて頂けたら幸せです。ありがとうございました。
2012.08.05
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