下手くそな愛に花束を
01.言葉にしなければ伝わらないなんて、そんな哀しい事を証明しないためにさよならを告げる甘い始まりをくちびるに落とす02.破滅への悲鳴が聞こえた瞬間、出会ってしまった大嫌いな愛にただ泣き叫ぶことも出来ず、愚かな過ちを繰り広げる
03.それは、涙を知らない臆病者が繰り広げる、虚しくも望んでしまった、たったひとつの卑怯な愛
04.咲いてしまったいくつもの花が虚しくも皮肉になった瞬間、彷徨う事しか出来ない可哀相な言葉が舞台の上で静かに響く
05.間違えた愛に罅が入るほどの乾杯を響かせ、その亀裂で自分自身を傷つけてしまうことに、一切の躊躇いは無い
06.意気地無しの恋愛ごっこに火傷するほどの痛さを感じた時、その波立つ心臓に愛の矢を刺すことで幸せだと錯覚した
07.落ちた感情を拾い集めてひとつの決意にしたことで、美しく響く覚悟に喝采が啼いたということは、純粋な愛の証である
08.無意味では無いその愛に残酷を孕む感情を奏でる事が、愛していた人間の幸せを願える唯一の手段としか思えなかった
09.泣きたいくらい幸せな愛を教えてくれてありがとう、とただ感謝の気持ちと祝福の気持ちで下手くそな愛に花束を贈る
**.あとがき